お知らせ
金属のバネのないノンクラスプデンチャー
2023.04.23
今回は、入れ歯の種類の1つであるノンクラスプデンチャーについて説明します。
歯を失った部分の治療の1つに入れ歯による治療があります。
入れ歯の中には総入れ歯と部分入れ歯があります。
保険診療の部分入れ歯は、残っている歯に金属のバネを掛けて入れ歯を固定します。
そのため、審美的に敬遠したくなる患者さんもいます。
今回紹介するノンクラスプデンチャーは、保険外の入れ歯の治療となりますが、金属のバネを使用せず特別な柔軟性を持った樹脂を残っている歯にかけるため、審美的にとても優れています。
ブリッジやインプラントによる治療が困難な症例で審美的に気にされている方にはとても有効となります。
しかし、デメリットもあります。
固定する歯が歯周病によりグラついているなど状態が悪い場合は、ノンクラスプデンチャーの適応外となります。
また、保険の入れ歯は破損しても1日で修理が可能なことが多いですが、ノンクラスプデンチャーは特別な樹脂を使用しているため修理となった場合は10日ほど預かることになります。そのため、スペアで保険の入れ歯を持っていると安心です。
このように、現在保険の入れ歯をしているけど審美的に気になっている方にはとても有効なノンクラスプデンチャーにご興味のある方はご相談下さい。