お知らせ
知覚過敏について
2023.02.05
知覚過敏とは
初めまして。津野歯科医院の津野和久です。
今後、このお知らせを通し当院の情報や、歯科に対する情報を更新していこうと思います。
今回は、知覚過敏について簡単に説明します。
冬になり、水道水も冷たくなるため、「しみる」という方が増えてきています。
虫歯でもないのに、冷たいものや甘いもの、歯ブラシの刺激で歯がキーンとしみたり、痛んだりする症状を「象牙質知覚過敏症」といいます。
知覚過敏の原因
知覚過敏は、歯周病や加齢、不適切なブラッシングなど、様々な原因によって健康な歯茎が退縮することで象牙質という組織が露出することで起こります。
象牙質には象牙細管という無数の穴があり歯の神経につながっています。
この穴を通して神経に刺激が伝わり、しみる等の症状を感じます。
この症状は、一過性のため刺激がなくなると症状もなくなるのが特徴です。
治療法
治療法は、露出してしまった象牙細管を出来るだけ封鎖します。
薬剤塗布やフッ素による再石灰化、知覚過敏用の歯磨き粉への変更、歯磨きの方法の指導などがあります。
先ほどお伝えしたように、原因が様々なため意外に治癒するのに時間がかかることもあります。
最悪の場合は神経をとる治療が必要になる場合もあります。
もし、「しみる」症状でお困りの方は歯科医院でチェックしましょう。