お知らせ

5月5日はこどもの日ですね。

今回は、子供の歯磨きの時に歯磨き剤を使うのか？使わないのか？についてお話しします。

これに関しては若干意見が分かれることもありますが、歯が生えたら子供用の歯磨き剤を使用して磨いて下さい。

意見が分かれる理由としては、うがいができない、歯磨き剤を飲み込んでもいいのか？という点からだと思います。

子供用の歯磨き剤は、もともとお子さんが飲み込むことを考え作られているため、歯磨きの後にうがいをしなくても、歯磨きの途中で飲み込んでしまっても問題ないのです。もちろん限度はありますが、歯磨きで使用する量なら安心してください。

子供用の歯磨き剤は、そもそも大人用とは使用目的が違います。

大人用には、汚れを落としやすくするため発泡剤や研磨剤が配合されています。

子供用の歯磨き剤にはこれらの成分は入っておらず子供の年齢に適したフッ素などが配合されています。そのため、注意書きに歯を磨いた後にうがいをしないでくださいと書いてある商品もあります。

これらのことから、うがいができないお子さんでも適した歯磨き剤を使用するようにしましょう。

幼児期の歯磨きは一生自分の歯で食べていくためのファーストステップです。

保育者の方はお子さんが歯磨きを嫌がって毎日闘いだと思いますが、私たち歯科医も手助けしますので一緒に頑張りましょう。