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虫歯の原因について

2023.03.26

今回は、虫歯になる原因いついてお話しします。

虫歯の原因は、「細菌」「糖」「歯の質」の3つの要素が重なり、そこに時間の経過が組み合わさって起こります。

虫歯になる3つの原因

原因①細菌(ミュータンス菌)

口腔内には300種類の菌がいるといわれています。

その中で虫歯の原因となる主な細菌はミュータンス菌です。ミュータンス菌は1μm(1/1000㎜)の球状の菌です。

歯垢(プラーク)となって歯の表面に付着し、糖質から酸を作り出します。

その酸が、歯の成分であるカルシウムやリンを溶かして虫歯をつくります。

原因②糖質

食べ物に含まれている糖質(特に砂糖)は、ミュータンス菌が酸を作るエネルギーに使われます。

間食が多く、ダラダラと長い時間摂取している人や、キャンディーやスポーツドリンクなど甘いものをよく摂る習慣のある人は、歯の表面が酸にさらされる時間が長いため、虫歯になりやすくなります。

糖分の摂取バランスが守られていれば、細菌によってつくられた酸は、唾液の作用によって中和されます。

また、歯のエナメル質の一部が酸によって溶かされてもごく初期の場合は、唾液の働きによって再石灰化が行われ修復されます。

原因③歯の質

歯の質は、歯がつくられる時の環境の違い、遺伝、薬などで個人差があります。

エナメル質や象牙質の状況によって、虫歯になりやすい人もいます。特に乳歯や永久歯が生えたばかりの子供は注意が必要です。

丈夫な歯を育てるためには、良質なタンパク質、歯の再石灰化に必要なカルシウムやリン、ビタミン(A・C・D)などの栄養素が必要です。

原因④時間の経過

上記でもお話ししたように、虫歯の原因となる糖分が長時間お口の中にあると、虫歯はどんどん進行します。

ミュータンス菌の活動を抑制するために、この時間を短縮することが重要となります。

ダラダラ食いが良くない理由はここにあります。

 

プラークを除去しましょう

プラークを除去するには、歯磨きが必要です。自分では歯磨きをしっかり行なっているつもりでも磨き残しはあるものです。歯ブラシのケアだけではなくデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助用具を活用し歯と歯の間のケアも大切です。

また、虫歯の治療で詰め物や被せ物をしている歯も注意が必要です。

保険診療で使われているプラスチックや金属は経年劣化し数年で歯と修復物の間に隙間ができてしまいます。

その隙間から細菌が侵入し虫歯の再発を招くことになります。

治療が完了して安心ではなく、治療後も定期検診を受けることが重要となります。

 

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