お知らせ
赤ちゃんの歯磨きについて
2023.06.18
今回は、赤ちゃんの歯磨きについて解説したいと思います。
お母さんから、歯が生え始めてきたけど、どうしたらイイですか?と質問されることがあります。
離乳食も始めてないし歯磨きする必要があるのか疑問に思われる方が多いと思います。
乳歯の生え始め
だいたい、半年前後で生え始めることが多いですが、個人差もあるので遅くても焦る必要はありません。
なかには1歳近くで生えてくる子もいます。
歯磨きについて
1、2本だからまだ歯磨きしなくてもいいか…と思われる方もいると思いますがケアした方が良いです。
ガーゼを指に巻き優しく拭き取るようにケアするようにしましょう。
授乳やミルクの度に行う必要はありませんが夜寝る前などのタイミングで習慣付けると生活リズムの1つになり
将来の虫歯リスクを抑えることができます。
ガーゼから歯ブラシに変えるタイミングは上下4本ずつ生えた頃で良いです。
ガーゼの時と同じで就寝前にしてあげましょう。
赤ちゃんは歯磨きを嫌がる
赤ちゃんは歯磨きを嫌がります。
それは、歯磨きをした時に痛かったり、嫌な思いを記憶しているからです。
赤ちゃんのお口に中はとても繊細です。赤ちゃんのために一生懸命磨く気持ちは分かりますが、力強くすると口の中が傷ついたりして嫌な記憶となってしまいます。
そのため、まずは柔らかいガーゼで軽く拭ってあげる。それから柔らかい歯ブラシで軽くなぞるようにしてみてください。
慣れてきたら、よく歯をみながら磨くと上手くいくことがありますので参考にしてみてください。
また、お口の中を触ることで口腔感覚も向上するので食育にも繋がります。
歯磨きが楽しい時間となるように
上手に歯ブラシができたら、うんと褒めてあげたり、歌を歌いながら磨くことによってお子さんは歯磨きが楽しい時間となります。
歯医者を怖いところと言わないようしてください
よく歯を磨かないと歯医者に連れて行くよ!歯医者で痛くされたくなかったら歯を磨きな!など歯医者が怖いところと
イメージを与えないでください。
歯医者が怖いところとイメージで来院されるお子さんの中にはご家族が恐怖心を煽っている場合があります。
その結果、お口の中をうまくみることができなかったり、歯医者に慣れるまで時間がかかってしまいます。
お子さんの歯磨きで疑問があれば気軽にご相談ください。